アラブ首長国連邦・アブダビ

2020年最新情報!アブダビの両替などの観光情報まとめ

こんにちは!みらんだです。

先日アブダビに旅行してきました。
アブダビは、単独でのガイドブックがなく、情報もあまり多くありません。
ツアーのパンフレットなどでも、ドバイとセットになっていることが多いです。

そのため、観光地やホテルなどの情報を集めるのに、苦労しました。

行っておくべき観光地は?
いくら両替しておいたらいい?
イスラムの国って、どこまで厳しいの?
何に気をつけたらいいの?

などの疑問にお答えします。

アブダビに行く際には、ぜひ参考にしてください。

アブダビって?

アブダビと聞いて、正しい国名を答えられますか?

アブダビに旅行すると言うと、ほとんどの方から「アブダビ?どこ?」と聞かれます。
名前は聞いたことがあるけど、日本人には馴染みの薄い都市のようです。

アブダビは、アラブ首長国連邦のうちの首長国の一つ。
首長国が7つ集まってできているのがアラブ首長国連邦(UAE)で、ドバイなども首長国の一つです。

アラブ首長国連邦はアラビア半島の東に位置します。
アブダビは、アラブ首長国連邦の中心部に位置し、首都にあたる首長国になります。

アブダビへの旅行準備

言語

アブダビでは、どこでも英語が通じます。
出稼ぎの方が多く、皆英語で会話しています。
お隣りのドバイではなんと9割が外国人なんだとか。。

ちなみに日本語はほぼ通じません。
自信のない方は、WiFiと一緒に翻訳機を借りましょう。

両替

通貨単位はディルハムです(初めて聞いた…)。

ディルハムは、米ドルに対して固定相場制を採用しています。
1米ドル=3.6725ディルハムに固定されています。

元々ドルを持っているようであれば、為替手数料がいくらかかるかの違いはありますが、レートは固定されることになります。

日本円から両替をする場合、セントレアなどの空港であれば、ディルハムに両替できます。
日本円からドル、ドルからディルハムは、ドル円レートに左右されるのと、手数料が余計にかかるのとで、高くつきます。
日本円から直接ディルハムに両替するのがよいと思います。

クレジットカード

主要なホテルや観光地であれば、ほとんどのところでクレジットカードに対応しています。
観光地の入場券なども、クレジットカードで購入できます。

唯一、タクシーだけはクレジットカードに対応していません。
そのため、アブダビに行くときは必ず現金を両替しておいてください。

とはいえ、ドバイのタクシーは既にクレジットカードに対応していますので、アブダビも時間の問題だと思います。
そうなれば、完全にキャッシュレスで旅ができます。

あとは、チップ文化をどうにかして欲しいですね。。

ビザ・パスポート

ビザは不要です。
ビザどころか、入国カードも不要です。

オイルマネーで豊かな国は、なかなかに自由度が高いようです。

パスポートは6か月残っていることが条件です。

持ち物

特別な持ち物は不要です。
クレジットカードとパスポートさえあれば、なんとでもなります(笑)

移動手段

アブダビにはバスがあり、主要な観光地を結んでいます。
格安で旅をしたい、現地の空気を肌で感じたいという場合には、バスはオススメです。

タクシーは、日本に比べると安いです。
ピンポイントで移動ができ、メーター制で明朗会計、あまり話しかけてこない(笑)など、非常に便利です。

数年後には、お隣りのドバイとアブダビを結ぶ鉄道ができる予定とのこと。

アブダビの観光地

シェイクザイード・グランド・モスク

言わずと知れた観光名所、シェイクザイード・グランド・モスク。

総工費500億円と言われる、超豪華なモスクなのに、拝観料がかからないという、いろいろな意味ですごいモスクです。

ルーブル・アブダビ

シェイクザイードモスクに次ぐ観光の名所は、ルーブル・アブダビ。

フランスのルーブル美術館の分館が、アブダビにあります。
「ルーブル美術館」の名前を使うためだけに、500億円を支払ったとか。。

造りは現代美術館、絵画や彫刻は正統派な美術館でした。

カスール・アル・ワタン

2019年3月から一般公開がスタートした、新名所です。

まだガイドブックなどに掲載されていないこともあり、シェイク・ザイード・グランド・モスクなどに比べて圧倒的に観光客が少ないです。
人混み苦手な人には特にオススメです(そうでない方も是非)。

アブダビの注意点

服装

モスクの服装

イスラム教の国なので、服装が気になるところかと思います。

結論から言って、特別に何か用意する必要はありません。

モスクについては、肌や髪の毛を出すことは良くないので、長袖長ズボンで行った方がいいと思います。
シェイク・ザイード・グランド・モスクに関しては、女性がアバヤなど髪の毛の隠れる服装でない場合、入口で貸してもらえます(無料)。

そのため、モスクはシェイク・ザイード・グランド・モスクしか行く予定がない場合には、特別な準備は不要です。
モスクに行く前に、アバヤやパシュミナなどの伝統衣装を購入してもいいですね。

冬の服装

もう1点注意なのが、冬にアブダビを訪れる場合、長袖長ズボンを準備しておきたいという点です。

常夏のイメージがあり、実際に夏は40℃を超えるということですが、冬は20℃くらい。
夜はもう少し冷えます。
また、砂漠の方に行く場合、朝は10℃くらいなのではないかと思うくらい冷えます。

暑がりな方は問題ありませんが、寒がりな方や砂漠へ行く方は、ユニクロのウルトラライトダウンがあるといいくらいです。
防寒具のご準備をお忘れなく。

ヒトコブラクダに注意!

砂漠でのアクティビティで、ラクダに乗ることがあると思います。
砂漠をラクダで優雅に旅するなんて、贅沢ですよね。

ですが、ラクダに乗る場合は、中東呼吸器症候群へのリスクに注意しましょう。

中東呼吸器症候群は、厚生労働省によると、中東で発生している重度の感染症です。
ヒトコブラクダが感染源とされていて、発症すると高熱や肺炎などの症状が出ます。
ヒトコブラクダに接触したり、未加熱のミルクを飲んだりすると感染すると考えられています。

厚生労働省 中東呼吸器症候群(MERS)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html

ということを、帰りにセントレアで検疫所の方が
「中東でラクダに接触した方はいませんか?」
と呼びかけていたのを聞いて初めて知りました。。

潜伏期間とされる14日間が過ぎるまでは、恐怖でしたね。。
インフルエンザと見分けがつかないです。

SATC2のロケ地ではない!

行ってみて気づいたのですが(遅い)、SATC2のロケ地はアブダビではありません。

本当のロケ地は、モロッコのマラケシュです。
エミレーツパレスホテルも名前だけで、それもマラケシュのマンダリンオリエンタルホテルです。

実際に行ってみたら違いました。
エミレーツパレスホテルは素晴らしかったです。
ですが、スークはありませんし、靴を買うことはできません。

SATC2でアブダビに憧れている方は、注意です(笑)

アブダビお勧めの宿

砂漠のホテル

砂漠のホテルはドバイ・アブダビ郊外にいくつかありますが、人里離れた自然豊かな砂漠ホテルをご希望の方はこちら。

シティホテル

少し街中から離れたホテル、トレーダーズホテルの口コミです。
ツアーの観光客が少なく、静かな方がいい方にはオススメです。

名古屋からのアクセス

名古屋からは、最短3泊5日で行くことができます。

名古屋からアブダビまで、エティハド航空の直行便が出ています(北京経由ですが)。

名古屋を21時台に出発、翌日朝6時台にアブダビに到着、その後ホテルまでの移動で3時間。
現地時間で翌日のお昼頃にはホテルに到着できます。

また、帰りは16時にホテル出発、アブダビを21時台に出発、翌日13時台に名古屋に到着。
3泊5日あれば、現地に3泊できてしまいます。

しかも初日は19時頃にセントレアに到着できればいいので、実質4日あれば行けます。
中東は遠いイメージがありますが、意外と効率的なフライトです。

初めての中東旅行にオススメ

アブダビは、近未来的なビルが多く立ち並ぶ中、モスクなどの文化も大切にしている、落ち着いた街です。

日本でいうと、ドバイが東京、アブダビが京都のような感じでしょうか。

治安も良いので、初めての中東旅行にピッタリ。
直行便があるのも魅力です。

ぜひ次の旅行は、アブダビへ!