こんにちは!みらんだです。
先日アブダビに旅行してきました。
アブダビは、単独でのガイドブックがなく、情報もあまり多くありません。
ツアーのパンフレットなどでも、ドバイとセットになっていることが多いです。
そのため、観光地やホテルなどの情報を集めるのに、苦労しました。
行っておくべき観光地は?
いくら両替しておいたらいい?
イスラムの国って、どこまで厳しいの?
何に気をつけたらいいの?
などの疑問にお答えします。
アブダビに行く際には、ぜひ参考にしてください。
Contents
アブダビって?
アブダビと聞いて、正しい国名を答えられますか?
アブダビに旅行すると言うと、ほとんどの方から「アブダビ?どこ?」と聞かれます。
名前は聞いたことがあるけど、日本人には馴染みの薄い都市のようです。
アブダビは、アラブ首長国連邦のうちの首長国の一つ。
首長国が7つ集まってできているのがアラブ首長国連邦(UAE)で、ドバイなども首長国の一つです。
アラブ首長国連邦はアラビア半島の東に位置します。
アブダビは、アラブ首長国連邦の中心部に位置し、首都にあたる首長国になります。
アブダビへの旅行準備
言語
アブダビでは、どこでも英語が通じます。
出稼ぎの方が多く、皆英語で会話しています。
お隣りのドバイではなんと9割が外国人なんだとか。。
ちなみに日本語はほぼ通じません。
自信のない方は、WiFiと一緒に翻訳機を借りましょう。
両替
通貨単位はディルハムです(初めて聞いた…)。
ディルハムは、米ドルに対して固定相場制を採用しています。
1米ドル=3.6725ディルハムに固定されています。
元々ドルを持っているようであれば、為替手数料がいくらかかるかの違いはありますが、レートは固定されることになります。
日本円から両替をする場合、セントレアなどの空港であれば、ディルハムに両替できます。
日本円からドル、ドルからディルハムは、ドル円レートに左右されるのと、手数料が余計にかかるのとで、高くつきます。
日本円から直接ディルハムに両替するのがよいと思います。
クレジットカード
主要なホテルや観光地であれば、ほとんどのところでクレジットカードに対応しています。
観光地の入場券なども、クレジットカードで購入できます。
唯一、タクシーだけはクレジットカードに対応していません。
そのため、アブダビに行くときは必ず現金を両替しておいてください。
とはいえ、ドバイのタクシーは既にクレジットカードに対応していますので、アブダビも時間の問題だと思います。
そうなれば、完全にキャッシュレスで旅ができます。
あとは、チップ文化をどうにかして欲しいですね。。
ビザ・パスポート
ビザは不要です。
ビザどころか、入国カードも不要です。
オイルマネーで豊かな国は、なかなかに自由度が高いようです。
パスポートは6か月残っていることが条件です。
持ち物
特別な持ち物は不要です。
クレジットカードとパスポートさえあれば、なんとでもなります(笑)
移動手段
アブダビにはバスがあり、主要な観光地を結んでいます。
格安で旅をしたい、現地の空気を肌で感じたいという場合には、バスはオススメです。
タクシーは、日本に比べると安いです。
ピンポイントで移動ができ、メーター制で明朗会計、あまり話しかけてこない(笑)など、非常に便利です。
数年後には、お隣りのドバイとアブダビを結ぶ鉄道ができる予定とのこと。
アブダビの観光地
シェイクザイード・グランド・モスク
言わずと知れた観光名所、シェイクザイード・グランド・モスク。
総工費500億円と言われる、超豪華なモスクなのに、拝観料がかからないという、いろいろな意味ですごいモスクです。
ルーブル・アブダビ
シェイクザイードモスクに次ぐ観光の名所は、ルーブル・アブダビ。
フランスのルーブル美術館の分館が、アブダビにあります。
「ルーブル美術館」の名前を使うためだけに、500億円を支払ったとか。。
造りは現代美術館、絵画や彫刻は正統派な美術館でした。
カスール・アル・ワタン
2019年3月から一般公開がスタートした、新名所です。
まだガイドブックなどに掲載されていないこともあり、シェイク・ザイード・グランド・モスクなどに比べて圧倒的に観光客が少ないです。
人混み苦手な人には特にオススメです(そうでない方も是非)。
アブダビの注意点
服装
モスクの服装
イスラム教の国なので、服装が気になるところかと思います。
結論から言って、特別に何か用意する必要はありません。
モスクについては、肌や髪の毛を出すことは良くないので、長袖長ズボンで行った方がいいと思います。
シェイク・ザイード・グランド・モスクに関しては、女性がアバヤなど髪の毛の隠れる服装でない場合、入口で貸してもらえます(無料)。
そのため、モスクはシェイク・ザイード・グランド・モスクしか行く予定がない場合には、特別な準備は不要です。
モスクに行く前に、アバヤやパシュミナなどの伝統衣装を購入してもいいですね。
冬の服装
もう1点注意なのが、冬にアブダビを訪れる場合、長袖長ズボンを準備しておきたいという点です。
常夏のイメージがあり、実際に夏は40℃を超えるということですが、冬は20℃くらい。
夜はもう少し冷えます。
また、砂漠の方に行く場合、朝は10℃くらいなのではないかと思うくらい冷えます。
暑がりな方は問題ありませんが、寒がりな方や砂漠へ行く方は、ユニクロのウルトラライトダウンがあるといいくらいです。
防寒具のご準備をお忘れなく。
ヒトコブラクダに注意!
砂漠でのアクティビティで、ラクダに乗ることがあると思います。
砂漠をラクダで優雅に旅するなんて、贅沢ですよね。
ですが、ラクダに乗る場合は、中東呼吸器症候群へのリスクに注意しましょう。
中東呼吸器症候群は、厚生労働省によると、中東で発生している重度の感染症です。
ヒトコブラクダが感染源とされていて、発症すると高熱や肺炎などの症状が出ます。
ヒトコブラクダに接触したり、未加熱のミルクを飲んだりすると感染すると考えられています。
厚生労働省 中東呼吸器症候群(MERS)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
ということを、帰りにセントレアで検疫所の方が
「中東でラクダに接触した方はいませんか?」
と呼びかけていたのを聞いて初めて知りました。。
潜伏期間とされる14日間が過ぎるまでは、恐怖でしたね。。
インフルエンザと見分けがつかないです。
SATC2のロケ地ではない!
行ってみて気づいたのですが(遅い)、SATC2のロケ地はアブダビではありません。
本当のロケ地は、モロッコのマラケシュです。
エミレーツパレスホテルも名前だけで、それもマラケシュのマンダリンオリエンタルホテルです。
実際に行ってみたら違いました。
エミレーツパレスホテルは素晴らしかったです。
ですが、スークはありませんし、靴を買うことはできません。
SATC2でアブダビに憧れている方は、注意です(笑)
アブダビお勧めの宿
砂漠のホテル
砂漠のホテルはドバイ・アブダビ郊外にいくつかありますが、人里離れた自然豊かな砂漠ホテルをご希望の方はこちら。
シティホテル
少し街中から離れたホテル、トレーダーズホテルの口コミです。
ツアーの観光客が少なく、静かな方がいい方にはオススメです。
名古屋からのアクセス
名古屋からは、最短3泊5日で行くことができます。
名古屋からアブダビまで、エティハド航空の直行便が出ています(北京経由ですが)。
名古屋を21時台に出発、翌日朝6時台にアブダビに到着、その後ホテルまでの移動で3時間。
現地時間で翌日のお昼頃にはホテルに到着できます。
また、帰りは16時にホテル出発、アブダビを21時台に出発、翌日13時台に名古屋に到着。
3泊5日あれば、現地に3泊できてしまいます。
しかも初日は19時頃にセントレアに到着できればいいので、実質4日あれば行けます。
中東は遠いイメージがありますが、意外と効率的なフライトです。
初めての中東旅行にオススメ
アブダビは、近未来的なビルが多く立ち並ぶ中、モスクなどの文化も大切にしている、落ち着いた街です。
日本でいうと、ドバイが東京、アブダビが京都のような感じでしょうか。
治安も良いので、初めての中東旅行にピッタリ。
直行便があるのも魅力です。
ぜひ次の旅行は、アブダビへ!