こんにちは!みらんだです。
アブダビの観光名所と言えば、シェイク・ザイード・グランド・モスクや、ルーブル・アブダビが有名ですね。
しかし、それを超えると言っても過言ではない、最高の新名所を発見してしまいました。
その名も、Qasr Al Watan(カスール・アル・ワタン)。
カスール・アル・ワタンのためだけに、またアブダビに行きたいくらい、素敵なところでした。
朝行っても夕方行っても夜行っても、何度行ってもいい。
カスール・アル・ワタンを存分に楽しむための体験談をお届けします。
カスール・アル・ワタンとは

カスール・アル・ワタンは、Presidential Palaceとも呼ばれる、大統領官邸の宮殿です。
首脳会議や会食などが行われる場所です。
2017年に完成して、2019年3月から一般公開されている、まさに最新の観光スポット。
ゴールドと白とブルーが基調とされていて、豪華なシャンデリアや洗練されたタイルのデザインに圧倒されます。
ゴールドと言っても、光沢を抑えたゴールドのため、落ち着いた品のある輝きです。
また、各国からの献上品も展示されていて、これもまた圧巻です。

行き方

カスール・アル・ワタンは、エミレーツパレスの隣りにあります。
と言っても、敷地面積が広すぎるのでかなり遠いです。
歩けないことはありませんが(実際歩いた)、歩道も狭いので、エミレーツパレスからでもタクシーに乗った方が無難です。
タクシーでカスール・アル・ワタンと言ったら通じました。
チケット

1人60AED(約1,800円)、子供は1人30AED(約900円)です。
朝10時過ぎは人が少なく、チケットも数名しか並んでいません。
その場で購入しても時間はかからないと思います。
お昼近くなるにつれて、少し混み始めましたので、時間が限られている方は予めオンラインチケットを購入しておくとスムーズです。
夕方は、年末ということもあってか、30名くらい並んでいました。
夕日の時間帯はとてもキレイなので、観光客も増えます。
オンラインチケットを購入しておくのがオススメです。
チケットは1回限りです。
入場の度にチケットが必要ですので、朝と夕方2回行く場合には、2回分のチケットが必要です。
また行きたくなったら、またオンラインでチケットを購入しましょう。
オンラインチケットの購入はこちらから。
https://www.qasralwatan.ae/en/booking
カフェ

宮殿の入り口、入ってすぐ左にカフェがあります。
こんな最高の立地でのカフェなので、さぞかしお高いかと思いきや、意外と普通の値段でした。
日本の観光地と同じくらいと思えば、こんなもんかなという感じ。
コーヒー18AEDくらいだったと思います。
そこまで混んでないので、ゆっくり座って宮殿の空気を味わうのもいいですね。

レストラン

出口の方に進むとお土産屋さんがあり、お土産屋さんを通過するとレストランがあります。
こちらもカフェ同様、意外と普通のお値段でした。
パスタ45AED(約1,350円)
フレンチフライ15AED(約450円)
これくらいです。
個人的にはビリヤニがオススメです(65AED・約1,950円)。
カレー味のチキンの炊き込みご飯みたいな感じです。
上記にプラスして、5%のVAT(付加価値税)がかかります。
アブダビ全般に言えることですが、ローカルフードというものがメニューにありません。
もっとローカルなところに行けば別なのかもしれません。
また、お酒のメニューもありません。
さすが、イスラム教国家ですね。
夕方からのライトアップや、夜のプロジェクションマッピングを待つ間、腹ごしらえにちょうどいいです。

服装

気になる服装ですが、モスクではないので、特に何も言われることはありません。
半袖半ズボンの観光客もたくさんいました。
日本人観光客は、アバヤを着て写真を撮影していました。
ライトアップ

日没後からライトアップが始まります。
プロジェクションマッピングが始まる前までやってます。
ブルーというか紫というか、高貴な色が夜の闇に映えて美しいです。
プロジェクションマッピング

プロジェクションマッピングは、毎日19:45からスタートします。
19:00を過ぎると、宮殿から追い出され始めます。
警備員さんに誘導に従い、宮殿の正面に集まります。
19:30には、15分後に始まる旨のアナウンスがあります。
19:45ぴったりにスタートします。
これがなかなか豪華で圧巻。
白い建物にカラーが映えます。
とても素敵なので、ぜひ観ていただきたいです。
場所取りですが、今くらいの観光客の人数であれば不要です。
本当に一番いい場所で観ようと思ったら、日没後くらいからは座っていないといけないかなと思います。
ドバイやアブダビに行ったら必ず行きたい

新しい観光地のため、少し前のガイドブックには載っていない、カスール・アル・ワタン。
アブダビ観光の際はもちろん、ドバイからでも行くことができます。
アブダビ1日観光などのツアーもありますので、追加することをオススメします。
アブダビの品格とデザインを、ぜひ肌で感じてみてください。