ラオス・ルアンパバーン

世界で一番行きたい国。ラオスの古都・ルアンパバーンで今も残る托鉢を体験してみた

こんにちは!みらんだです。

皆さま、ラオスと聞いて、明確なイメージはありますか?

答えられるのは、中学生が世界史の勉強をした直後くらいなものでしょう。
多くのジャパニーズが「ラオス??どこ?何があるの?」と聞き返すのではないでしょうか?

日本の中では認知度の低いラオスですが、実はニューヨークタイムズで、世界で一番行きたい国に選ばれるなど、世界的に人気が高まっている国なのです。

ラオスにいったい何があるというんですか?と、村上春樹さんのエッセイそのままに、ラオス・ルアンパバーンに行ってきました。

ラオスは一体どこにあるというんですか?

こちらです。

中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーに囲まれた内陸国です。
首都はヴィエンチャンで、タイとの国境にあります。

これから中国とヴィエンチャンを結ぶ鉄道が建設されるというウワサです。

ラオスは一体どうやって行くというんですか?

飛行機

飛行機でルアンパバーンの空港へ向かうには、ベトナム・ハノイからか、タイ・バンコクからほぼ2択です。
名古屋セントレアからはハノイへの直行便がありますので、みらんだはハノイ乗り換えにしました。

ハノイでトランジットに時間がかかりましたが、ハノイからは50分程でルアンパバーンに着きます。
フォーを食べて待ってました。

効率重視の方向けです。

バス

でタイ・チェンマイからルアンパバーンまで、バスが出ています。
12時間程かかるようなので、のんびりと移動されたい方向けですね。

名古屋からだと、チェンマイまでもバンコク経由で行くと、それなりに時間がかかります。
ルアンパバーンが目的であれば、ハノイで乗り換える方が便利かもしれません。

ラオスの托鉢(たくはつ)とは一体何ですか?

ラオスでは、一生に一度は必ず出家して修行するのだそうです。
修行僧が信者の家々を回り、生活に必要な食糧を乞う、というのが托鉢です。

日本では見かけなくなった托鉢を体験すべく、朝5時起きで体験してきました(早起き苦手)。

まだ暗いうちに、寺院からワット(僧侶)が出てきました。

ワットの行列。

明るくなってきて、観光客も増えてきました。

メインストリートに、何百人もの、ワット。

ワットの袈裟の色が引き立ちます。

地元住民だけでなく、観光客もこの托鉢を体験することができます。
年末年始の観光シーズンということもあってか、托鉢体験をする観光客が大勢いました。

そんな中、お供えしたお米などを捨てる籠があり、複雑な気持ちに。。
捨てるだけではなく、他の方に分け与えるという意味もあるようですが、過剰にお供え物を売る人もいたり。
文化や宗教と観光の両立の難しさが垣間見えました。

ラオスの食事は一体何が美味しいというんですか?

タイ料理のようなスパイシーさは少なく、ベトナム料理のような華やかさも少なく、少し懐かしいラオス料理。
ラオス独自の優しい美味しさがあります。

アジア料理が好きな方は、気に入ると思います。

ラオスのお土産は一体何があるというんですか?

マーケットでは、織物や木製の器などの雑貨、スパイスや紅茶などの食料品といったものが販売されています。
社会主義のためか、基本的にはどの露店でも同じ商品が多いです。

メインストリートのナイトマーケットです。売りつける感じは一切なく、受け身ですね。そのゆったりした感じが日本人に合います。

ちなみに飛行場には、ステキなお土産はほとんどありません。
あらかじめ街で購入されることをお勧めいたします。

おわりに

ラオスには、伝統と仏教を大事にする、穏やかな空間があります。
日本にいるとなかなか味わうことのできない、宗教が生活に根づいている感覚を覚えます。

経済発展している他のアジア圏にも、あまり残っていないのではないでしょうか。
そんなアジア最後の秘境、ラオスの空気を味わってみてください。