フィンランド・ヘルシンキ

マリメッコやイッタラで買い物したら!ヘルシンキでの消費税VAT払戻し手続き

こんにちは!みらんだです。

北欧って、雑貨が可愛くて、つい買い物しすぎちゃうんですよね。
ユーロだと感覚がよくわからなくなってしまいますが、あとから考えてみると、びっくりするような値段なこともあります(・・;)

そんな方に朗報です!
お買い物の代金の一部が、返ってくる仕組みがあるんですよ!

それが、消費税の払戻し手続き。
先にやっておけばよかった!と後悔しないように、旅行前にぜひマスターしましょう。

今回は、フィンランド・ヘルシンキでの消費税の払戻し手続きをやってみた体験談と注意点をご案内します。

フィンランドの消費税(VAT)って?

日本でいう消費税は、フィンランドでは付加価値税(VAT)と呼ばれます。
この記事中では、わかりやすく消費税と表現します。

フィンランドの消費税率は、食品は14%、書籍などは10%ですが、私たちの買う雑貨などは24%です。

10,000円の物を買おうと思うと、12,400円払う計算になります。
日本の8%の比じゃないですね。。

とある飲食店でのレシート。14%と書かれている。

どういう場合に、いくら消費税(VAT)が払戻しされるの?

Tax freeに対応しているお店で、1日40ユーロ以上の買い物をした場合に、払戻しを受けることができます。

ですので、目安としては5,000円以上のお買い物をしたときは、消費税の払い戻しが受けられる、というイメージです。
最大16%(食料品は最大10%)が払戻されます。

買い物のときに注意すること

慣れているお店だと、向こうから聞いてくれますが、基本的にはこちらからお願いする必要があります。
Tax free pleaseなどと伝えましょう。

私がイッタラでお買い物したときには、店員さんから聞いてくれました。
パスポート(コピーでもOK)を提示して、免税書類をもらいます。

本来、免税書類(Tax free Form)に自分で記入が必要なのですが、特に何も書かずとも完了しました。
言われたらその場で書いてもいいかもしれません。

注意点としては、日本の税関を通過するまで免税商品を開封しないことです。
商品自体を見せることはありませんでしたが、念のため。

Global Blueの免税書類。上の方にSELF SERVEと書かれています。

消費税の払戻手続き(e tax free編)

お店で手続きをしてもらったときに、この案内をもらったらe tax freeでの手続きとなります。

STOCKMANNでの手続き

ヘルシンキでの手続きの場所は、ヴィンター空港ターミナル2の2階カウンターかSTOCKMANNの8階のどちらかになります。

余裕があれば、ヘルシンキ中央駅からも近いSTOCKMANNという老舗百貨店で手続きを済ませておくと便利です。
先に手続きしておけば、空港で焦ることはありませんし、預け入れ手荷物に入れておくことができます。

STOCKMANN自体も、スーパーやカフェが入っていて、お土産を買うのにとても便利。
私も、オシャレなチョコレート屋さんでお土産を買いました。
チョコレート屋さんで、免税書類をもらうのを忘れましたが。。

ヴィンター空港での手続き

ヴィンター空港での手続きの場合には、ターミナル2の2階、エスカレーターを上がってすぐにカウンターがあります。
詳細は画像の地図をご覧ください。

準備するものはこちらです。

  • パスポート
  • 購入時のレシート
  • お店でもらった免税書類
  • 購入時のクレジットカード
  • 免税商品(見せることはありませんでした)

8月14日というハイシーズンにもかかわらず、待っている人はほとんどいなかったので、5分程度で完了しました。
私自身は何もすることはなく、カウンターの方が全て手続きしてくださいました。

消費税の払戻手続き(Global Blue編)

お店での手続きで、この案内をもらったらGlobal Blue での手続きになります。

中に日本語で、払い戻し申請方法の説明書きがあります。
が、私の読解力なさすぎてよくわからず。

とりあえず、ヴィンター空港で払戻手続きに行ってみることに。

Global Blueのカウンターは、ヘルシンキ・ヴィンター空港ターミナル2の1階にあります。
電車のホーム側(ターミナル1側)から行くと、かなり奥になります。

行ってみて仰天。100人近くの長蛇の列ができているではありませんか。
e tax freeカウンターとの違いよ。。

このままではフライトに間に合わない!もう諦めるしかないのか…!

あります。回避する方法が。
セルフで機械で行う方法です。
有人カウンターの隣りに、2台機械がありました。
こちらは一切並んでいませんでした。
あまりの違いに割り込んでいいの?と心配になりましたが、何も言われなかったのでよし。

パスポートをスキャンすると、自動で日本語に変わります。
購入したお店と金額が表示されます。
あとは必要事項を英語(ローマ字)で入力するのみ。
5分くらいあれば終わります。

準備するものはこちらです。

  • パスポート
  • 免税書類
  • 購入時のクレジットカード
  • 免税商品(見せることはありませんでした)

おわりに

以上がフィンランドでの消費税(VAT)払戻し手続きになります。
英語を使わなくても、なんとかなります。
もしわからなければ、近くにいる日本人に助けれもらうという最終手段も。

私も、フライトが迫っているから機械での手続きを手伝って欲しいと頼まれ、手伝ったら隣の市に住んでる方でした。

フィンランドの方も基本的に優しい方ばかりなので、人を頼りましょう。

お得に賢く、楽しいお買い物を!